昨日の猫に続き、今日は猿です。
アフリカには猿の排出物から拾い出す稀少なコーヒー豆があります。
同様に台湾にもモンキーコーヒーがありますが、台湾サルは種子を口から吐き出します。
こちらは消化器官を通らないので発酵などはしないですが、やはり稀少です。
像もあるみたいですが…。
インドネシアのコーヒー農園では、熟した果実がジャコウネコに食べられてしまうことがあります。
しかし、栄養としつて消化されるのは果肉だけで、種子は消化されずに排出される。
この種子を拾い集めて洗浄、焙煎した豆がコピ・ルアクです。
(コピはインドネシア語でコーヒー、ルアクはジャコウネコと言う意味)
稀少なのでとても高価です。
ジャコウネコは独自の香りをもつ分泌物を出しますが、このコピ・ルアクも独特の強い香りが特徴。
この香りは腸内で消化酵素や、発酵によって生まれます。
今は養殖もされ、取り引きされてる金額も安くなっているみたいですが、天然物とは香りが違うみたいです。
来年は仕入れてみようかな★
(※コピ・ルアクは稀少なものなので証明書とロット番号が入ります)
ちなみに‥
映画『かもめ食堂』やジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した『最高の人生の見つけ方』にも物語のキーとして会話に出てきますので、秋の夜長にコーヒー飲みながら観てみてはいかがでしょうか?
成分はたくさん入っていますが、ほとんど水分なのでエネルギーとしては少ない。
無糖ブラックコーヒーで約4kcal。
ちなみに緑茶は約2kcal、紅茶は1kcal程度です。
ただし、砂糖やミルクを入れれば40〜50kcalにもなるので、砂糖の入れすぎには要注意!
甘い食べ物との組み合わせは、ブラックコーヒーがいいかもしれませんね★
コーヒーノキはアカネ科の常緑樹で平均気温が20度以上という熱帯・亜熱帯の温暖な気候に加え、安定した降水量がある地域が栽培に適しているといわれてます。
農園は標高900〜1500mの高原に広がっていて、その地域によってコーヒーの味わいは変わってきます。
種を蒔いてから40〜60日後に発芽し、コーヒー豆が収穫できるまでに約5年ほどかかります。寒さ、霧、乾燥に弱いデリケートな木です。
ちなみに花言葉は
『一緒に休みましょう』です。
take a break〜
サボるという意味とかではないですね。一息いれましょうでしょうか?
さすが、コーヒーノキです。
収穫したコーヒーチェリーは、まだ実の状態。コーヒー豆といわれてるのは、この赤い実の中にある種子のことです。通常、実の中には種子が二つ。
収穫したら実から種子を取り出し、精製する。水洗式と自然乾燥、半水洗式の3種類。取り出した種子は生豆(なままめ、きまめ)といいます。
この生豆の状態では香りはないですが、嗅ぎくらべるとナチュラル精製のものは甘い香りがするかも。。
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コーヒーロースト
神戸の小さな珈琲豆屋
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珈琲豆のテイクアウト専門店
お店のHP:http://roast.jp/
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